仮面ライダーV3の魅力!!

第3の仮面ライダー、その名は仮面ライダーV3

第1作、仮面ライダーが放送を終えて間もなく

お茶の間に姿を現したのは

全く見慣れない仮面ライダーでした

その名も仮面ライダーV3

見た目も前作から一新され

赤、緑、白を基調としたカラフルなデザインとなっています

1号、2号から意思を受け継ぎ

第3の組織デストロンとの激闘に身を投じるのです

怒りと悲しみを背負った男

仮面ライダーV3の正体は

特撮シリーズではおなじみの宮内洋さん演じる風見志郎

彼は両親と妹を亡くしています

それはデストロンによるものであり

風見志郎本人の目の前で惨殺されています

この凄惨な様子を目の当たりにした彼は

デストロンに復讐心を燃やします

その憎しみを胸にとある決心をするのです

自ら改造人間の道へ!!

最愛の家族を奪われた風見志郎を突き動かすのは

デストロンへの復讐心に外なりませんでした

彼はデストロンを壊滅させる力を得るために

ある人の元へ出向きます

それは城南大学の先輩にあたる1号ライダー本郷猛

そして2号ライダー一文字隼人でした

彼は復讐を果たすために

ダブルライダーと同じ改造人間にしてくれと懇願します

先輩ライダーたちは彼の悲しい境遇を汲み取りながらも

人間ではない存在になるものの宿命を

同じつらさを味わわせたくないという思いから

彼の懇願を退けます

ではなぜ風見志郎という男が仮面ライダーへと姿を変えたのか

そこにはそうせざるを得なくなるきっかけがあるのでした

助けて助けられて!?新ライダー誕生!!

風見志郎に自分たちと同じ運命をたどらせたくないと

2人でデストロンに立ち向かいますが

あえなく罠にはまってしまいます

捕らえられた仮面ライダーを命がけで助けたのが

生身の姿で乗り込んできた風見志郎でした

人類の希望であるダブルライダーを救った代償は

決して安くはありませんでした

風見志郎は瀕死の重傷を負ってしまうのです

二人のライダーは彼の命を救うべく

苦渋の決断を下します

そう、彼を改造人間にすること

命の恩人を救う方法はこれ以外ありません

1号ライダーは“技”を

2号ライダーは“力”を

それぞれの持つライダーパワーを

風見の身体に注ぎます

手術を終えた後

彼の目覚めを見届ける猶予もなく

デストロンとの闘いへ向かって行ったダブルライダー

しかしまたもや窮地に立たされてしまいます

万事休すのところに現れた見慣れぬ仮面ライダー

仮面ライダーV3の誕生です

家族の仇でもあるハサミジャガーを倒し

いよいよデストロンとの果てしない戦いが始まるのでした

憎しみと悲しみを乗り越えて

前述にも記しましたが

風見志郎がデストロンと戦う理由は

愛する家族を奪われたことへの復讐心によるものです

序盤は憎しみの権化と化していました

孤独に戦いを続けていく仮面ライダーV3

しかしその過程では何度も壁に直面し

ダブルライダーよりもピンチに陥る回数が多いほど

それでも特訓を繰り返しては立ち向かうという不屈の精神で

幾度となく敵を打倒してきました

そして風見の周りにはおやっさんをはじめ

助けた人々が集まっていき

いつしか彼は守るべき存在を手に入れていました

もう孤独な存在ではなくなっていたのです

こうして最愛の家族を失った悲しみと怒りを乗り越え

ヒーローとして

男として

一人の人間として成長を遂げていきます

敵か味方か、第四の仮面ライダー

物語も終盤にさしかかった頃

ある人物にスポットが注がれます

その名は結城丈二

彼は幼少期よりデストロンに育てられ

有能な科学者として組織のために尽力していました

デストロンの人間とはいえ

とても正義感が強く

義を重んじる熱い男でもあり

そもそも自分を育てたデストロンを悪の組織ではなく

平和のために活動している善の組織だと思っていました

そんな組織で働くことに誇りを持っていましたが

彼の優秀さを良しとしない 同僚のヨロイ元帥により陥れられ

裏切り者に仕立て上げられます

やがて逆さ吊りにされた彼は

硫酸にさらされ右腕を失ってしまいます

間一髪のところで部下に救われアジトを抜け出した結城丈二

その後右腕にはカセットアームが移植され

復讐の鬼ライダーマンへと姿を変えました

そこで手を差し伸べたのが仮面ライダーV3でした

かつて自分がそうであったように復讐に身を任せている

結城丈二の身を案じ

憎しみに身を委ねてはいけないと嗜める場面もありました

それからのライダーマンは

デストロンに仇名すヒーローとして立ち振る舞うかと思いきや

育ての恩師であるデストロンの首領には恩義があるとし

手を出さないという複雑な事情を抱えていました

なので時にはV3と共闘し

時にはV3から首領をかばい、逃がしてしまうなど

本当に敵か味方か読めないところがライダーマンにはあり

結城丈二の揺れ動く複雑な気持ちが見どころの一つでもありました

ライダーマンの死。そしてデストロンの最後

最後までデストロン首領を信じていた結城丈二は

自分がヨロイ元帥と首領によって

捨て駒として利用されていたことを知ってしまいます

それでもなお首領を説得しようと試みますが

最後の兵器ミサイルの発射を食い止められませんでした

自分が知らずとも悪事に加担していたことを知ったライダーマンは

発射されるミサイルに乗り込み

空中で自爆させ

自らの命を引き換えにして人類の命を救いました

ライダーマンの生死は諸説ありますが

以降の作品にはちらほら登場しています

ですが本作での設定としては

命を落としたと考えるのが妥当といえるでしょう

その勇姿を見届けたV3は

ライダーマンに仮面ライダー4号の称号を与えるのでした

最後の最後は仮面ライダーV3一人でデストロンを壊滅させるのですが

当初の孤独な戦士ではなく

多くの仲間との出会いと別れを経験してきたからこそ

成し遂げられたのだと

仮面ライダーとしての成長を見届けられる作品でございました

以上で仮面ライダーV3の魅力について“完”とさせていただきます

次号 仮面ライダーXの魅力 ご期待ください!(笑)

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