90年代の頃のクレヨンしんちゃんが面白かった件

  • 今と昔のクレヨンしんちゃん
  • 90年代の頃のしんちゃんが面白い訳
  • まとめ

今と昔のクレヨンしんちゃん

1992年からテレビ放送が始まったクレヨンしんちゃん。

放送開始からおよそ30年経った現在でも幅広い世代から大人気の作品ですが

この長い歴史の中で、実は作風が少しずつ変化しています。

これは、各時代のニーズや放送規制、教育上の問題が原因となっているだけでなく

アニメ制作の技術の変化によることも考えられます。

ストーリーの内容からキャラクターのデザインや描写、風景の様子などに大きな変遷を窺うことができるので

そういうところに着眼点を置いて見てみるのも、楽しみ方の一つになるのではないでしょうか。

では、時代による描写の変化を踏まえたうえで

90年代のクレヨンしんちゃんの魅力をご紹介していきましょう。

90年代の頃のしんちゃんが面白い訳

野原しんのすけのキャラクター描写

まず挙げられるのが、主人公野原しんのすけのキャラクター

現在の声優は小林由美子さんが演じられていますが2018年途中までは矢島晶子さんが放送開始当初から声の担当をされていました。

その中でも現在のしんちゃんは明るいキャラで言葉もはっきりと発音した活発なイメージがありますが

一方で、初期のしんちゃんは現在よりもぼーっとしている印象で、話し方もゆっくりとしたペースのイメージがありました。

行動も今よりも予測不能で、気配を消して人に近づき思いもよらないところから声をかけてはびっくりさせるなんてことも日常茶飯事でした。

現代のしんちゃんはいたずら好きだけども心優しく明るい子という印象が強いのに対し

初期のしんちゃんはいたずらは当たり前で家の中もひっちゃかめっちゃかに引っかきまわすことにためらいがありません。

そこに悪気が一切ないところが本当に純粋で子供っぽくて魅力的な部分でもあります。

その他のキャラクター

その他のキャラクターも魅力的なのですが。

最も欠かせないのが『ぶりぶりざえもん』です。

これは、しんちゃんが描いた正義のヒーローなのですが

よくしんちゃんの夢の中であったり、番外編などで登場します。

キャラクターとしては正義のヒーローとは名ばかりで襲われている人を見つけてもすぐには助けない

相手をみて自分より強そうとみると加勢したりする卑怯者です。

刀を腰に差していますが、本物ではなく千歳飴でできており

抜いてはぺろぺろと舐めるだけで武器として全く機能していません。

そんなぶりぶりざえもんですがこの卑怯な性格が祟り、最終的に自分に跳ね返ってきてたいがい痛い目を見ます。

それでもいざという時は本領発揮して運よく敵を倒したりすることもしばしばあり

その中でのしんちゃんとの掛け合いも非常に面白いですね。

ひまわりが生まれる前はしんちゃんの兄弟的な存在であったといえます。

声の担当は当初から『名探偵コナン』の白鳥任三郎などでおなじみの

塩沢兼人さんが演じてこられてきましたが

残念なことに2000年に亡くなってしまいます。

それから16年間は 『ぶりぶりざえもん』の声は塩沢さん以外考えられないという監督の意向により音声付きでの登場はありませんでした。

それくらい、『ぶりぶりざえもんの声=塩沢兼人』というイメージが根強く定着していたということです。

そして2016年に神谷浩史さんによって音声付の登場が実現します。

新しい声ではありますが、さすが神谷さんの独特な声がぶりぶりざえもんの個性を引き立たせています。

もう一人欠かせないのが

個性豊かな野原一家の中でも最も魅力的なキャラクター。

野原ひまわりです。

みさえとひろしから産まれたとは思えないかわいい容姿と

こおろぎさとみさんのハスキーな声が見事にマッチしてます。

赤ちゃんにしてみさえにも引けを取らないしたたかさと

兄しんちゃんに負けず劣らずの悪知恵を兼ね備えており

幼稚園に入園した際は

天才園児しんちゃんを超えるほどの破天荒ぶりだったほどの問題児だったとされています。

とんでもないキャラクターの印象はありますが

それでも家族のこと、特にお兄ちゃんであるしんちゃんのことが大好きで

お兄ちゃんに甘える姿、それを優しく受け止めるしんちゃんの様子が本当に心温まります。

ストーリー展開

物語の構成も現代と90年代とでは若干の相違が見受けられます。

現代のストーリーの多くは明るくハートフルな話で構成されているのに対し

初期はほのぼのとした印象の展開や、がっつりホラーの話などが多く存在していました。

ホラーに関しては夏休みシーズンになると特集が組まれ1話まるまるホラーの内容となることもありました。

話の内容も、最後のオチがなんとも不気味な

子供心にトラウマになるほどの恐怖感を覚えさせるものもありました。

劇場版の世界観

劇場版もまた、テレビ版と同様に時代ごとでの変化が見られます。

もちろん最近の劇場版も明るくポップなイメージで非常に楽しい気持ちになるのですが

やはり私が好きなものは初期に放映された

『アクション仮面対ハイグレ魔王』

『雲黒斎の野望』

『ヘンダーランドの大冒険』

『暗黒タマタマ大追跡』

といった作品になります。

いずれも共通して言えるのが、『少し不気味』という印象を持てるところです。

作画の雰囲気も夕景の描写が多く

夕方の日が落ちてきたさみしい雰囲気に加え、そこでドキッとするような大人たちの言動が薄気味悪さを引き立てています。

それでも終盤ではみんな笑って終われる気持ちのいい最後で幕を下ろすといったギャップがいまだに見ていても飽きません。

まとめ

今回は私の個人的な趣味嗜好に基づいて熱弁致しましたが

根本的にクレヨンしんちゃんという作品が大好きです。

教育に悪いといわれ各時代の教育委員会にも問題視される作品ではありますが

いたずら好きながらも純粋で、時折みせるよい子の部分は逆に教育に良いと思います。

それぞれの時代にはそれぞれの面白さがあり

誰も傷つかない作品を作り上げてきたスタッフ方に敬意を表します。

そして作者である臼井義人さんへ

幼少期から長い間お世話になりました。心より感謝申し上げます。

あなたの作った作品は今でも幅広く老若男女に愛され続けています。

子供ができてからも親子共々よろしくお願いいたします。

皆様もクレヨンしんちゃんをみてほっこりしてみませんか??

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

あなたのその一読が最高の喜びです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です