アニメ『キングダム』第3シリーズ第4話の内容をポイントを押さえながら分かりやすく解説!

皆さまこんにちは。GAWASHIです。

ついに秦国の麃公将軍の突撃により幕を開けた函谷関攻防戦。

勢いよく趙国12万の陣へと突入する4万の麃公軍+飛信隊1000人ですが

数において圧倒的不利のこの状況のなか戦況はどのように展開されていくのか

では早速、内容をご紹介いたしましょう。

麃公と慶舎

ひたすら敵陣へと突入し突き進んでくる麃公軍に対し

序盤はこれといって策を見せてこない趙軍。

麃公将軍は、ただ闇雲に突っ込んできているわけではなく、進軍しながらも敵地内で火を起こす場所を探りにきていました。

しかし、得意の本能をもってしても、その“火”を起こす場所、つまり相手のほころびを見つけることができず違和感を覚えます。

「なんか変じゃ。この戦場にはにおいがない。」

これは趙軍総指揮官である副将“慶舎”の思い描いた通りの反応でした。

慶舎はこのタイミングで右翼の公孫龍軍を動かします。

するとそれに引き付けられるように麃公軍が進軍。

がら空きになった反対側からすかさず万極軍が攻め込んできます。

手薄になった背後を取られた麃公軍は、完全に勢いを失ってしまいました。

あの李牧でさえ、読むことが難しいと語るほどの麃公軍の戦略ですが

なぜこんなにもたやすく封じ込められてしまったのか。

それは慶舎自身もまた、麃公とは異なる本能型の将軍であったからなのです。

慶舎は、麃公が敵軍の配置の比重や兵の目線や表情を敏感に感じ取り、罠を本能的に見抜く将軍であることを理解していました。

そしてこの能力を封じるため、味方には自身の策を一切知らせずにいたのです。

何も知らない趙軍の兵たちは、当然動きようがなく、配置も動かない、目線も動かない、表情も変わらない状況が生まれます。

すると麃公は相手の変化を感じ取ることができないため、相手の罠への対策を講じることができず、身動きが取れなくなってしまったというわけです。

本能型ゆえに同類である相手に性質を見抜かれてしまった

そして麃公側が慶舎の存在を知らなかったこと

これこそが麃公が罠にはまってしまった最大の要因だったのです。

大炎を巻き起こす信

背後から迫りくる万極軍によって次々に兵力を失っていく麃公軍。

このままではただでさえ少ない兵を半分近く削られてしまいます。

これを打開するには麃公自身が後ろへ下がってリカバリーすることが必要になるのですが、前身の勢いがつきすぎているあまりその流れを逆走することは不可能に近しく、困難を極めます。

成す術なしと思われたその時、なんと前線にかけていったはずの飛信隊が麃公軍の後衛の援護に駆けつけたのです。

そして秦国旗と飛信隊の隊旗を翻して叫びます。

「反撃開始だぁ!!」

いったいなぜこんなところに飛信隊が?

答えは明白でした。

あの巨大な流れの中、飛信隊はひたすら逆走して後衛に戻ってきたのです。

背を向けていた麃公軍へ信の檄が飛びます。

「どうした、麃公兵!てめえらの力はそんなもんか!ちょっとばかし息が上がったくらいで敵に背中見せてんじゃねぇ!」

「戦は序盤だがおそらくこいつらはもう決めにきてやがる!ここが俺らの正念場だ!!寄っかかるもんが必要なら、この飛信隊の信につかまって奮い立ちあがれ麃公兵!!」

この後の麃公兵たちがどうなったかは、、、言うまでもありません。

一気に全軍の闘志に火が付き、信の言葉に呼応します。

「勝機は後ろだぁ!突撃ー!」

この様子を見ていた麃公は

「小童がまんまと大炎を熾しよったわ!」と表現します。

そして背後を取られることをいち早く察知し、素早く行動に移した信の判断力の速さに、信が本能型の武将の才に目覚めつつあることを感じ取ります。

「何じゃ、貴様もこっち側か。しかし、王騎の矛を受け取ったわっぱが本能型とは笑えるわい。」

どこか楽しそうに語る麃公は、慶舎の方へ視線を向けます。

「久しぶりじゃのぉ。同類との戦いは。」

函谷関と井闌車(せいらんしゃ)

一方、函谷関では魏国軍と蒙驁(もうごう)軍、張唐軍、桓騎軍の秦国軍がにらみ合い。

魏国軍は梯子をかけて壁を登ろうと試みますが、圧倒的高さを誇る函谷関の壁にはとても届きません。

対して防壁の上からは矢の雨を降らせています。

すると遠方から巨大な井闌車(せいらんしゃ)がやってきます。

秦国軍はこの巨大な井闌車へ火矢を放ちますが、水を含ませているため火が付きません。

みるみる接近してきますが、近寄ってみれば、巨大ではあるけれどもそれでも到底函谷関の高さには及びませんでした。

それを見た秦国“張唐”が声高らかに叫びます。

「このたわけものどもが!そんなものがこの函谷関に届くと思ったのか!」

「何も分かっておらぬ!函谷関がなにものかが!」

「分かっておらぬ!おびただしいほどの秦人の血と汗と命を費やして積み上げられたこの高さと、この屈強さ!」

「ゆえにこの函谷関は、作られてより百余年、一度も敵に抜かれたことはない!一度もだ!」

「その歴史を貴様らが越えられると思うか!この壁に手が届くと思っているのか!今もこの先百年も、秦の敵は一人としてここを通れぬ!」

「それが秦の国門、函谷関だ!!」

この圧巻の言葉にさすがの魏国兵たちも固唾を呑みます。

しかし、井闌車は前進を止めません。

そして近距離へと接近したところで停止します。

そして、この後、張唐の熱い言葉があっけなくひっくり返されてしまいます。

なんと井闌車の全面が崩れ落ち、中には多数の岩が載せられているのです。

そしてこの岩を落下させた勢いで井闌車の背面がひっくり返りながら起き上がり、そして函谷関の壁上へとのしかかったのです。

函谷関は、動ける最大の井闌車の高さを想定して作られているため

これを越えられる井闌車は存在しないはずでした。

しかし、奇策によりその壁を越えられてしまった。

この函谷関攻略のためだけに作られた井闌車を設計したのは

あの呉慶の息子、呉鳳明だったのです。

次回第5話『若き将の台頭』へ続く

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