アニメ『キングダム』第1シリーズ第14話:『剣の力』のストーリー解説

皆様こんにちは。GAWASHIです。

今回の物語は前記事でご紹介した“ランカイ”との決着の回となります。

というわけで早速戦いの模様をご紹介しましょう。

ストーリー解説

今回は成蟜「王族が一番だ」とわめいているシーンが多い回です。

成蟜の考えは以下の通り。

・王国とは支配するものとされるもので成り立っている

・さらなる高みに上り、より強固な国を築くことが重要

・王族は王族によって継承されねばならない

・故に純血ではない嬴政が王位に就いたことは国家の問題である

この考えは信にすっぱり論破されてしまいます。

「お前は呂不韋の留守を突き、政を襲って玉座を奪った。

欺き、殺し、食らう、お前がさっき言った愚民そのものじゃねえか。

王族がきいてあきれるぜ。

血がどうのこうの言っても、本当のところは政に王位をもってかれて逆恨みしているだけだろ。

身をもって守ろうとするやつは一人もいねえってことだ。」

芯を突かれた成蟜は思わず顔をゆがめ、家臣たちに脅しによる命令を下します。

「誰かそいつらを連れてこい、王自ら首を落としてやる。」

しかし、信の指摘通り成蟜のために命を懸けるものはおらず、信たちの脅威になる者はいません。

しかしここで厄介なのがランカイという存在。

頑丈な体相手に剣が届かず、致命傷を与えることができません。

「剣じゃだめなのか」

信がそうつぶやいたとき、壁が鋭い一言。

「そんなことはない。もっと剣を信じるんだ。」

「お前の剣がまだ未熟だからだ。」

そして剣こそが中華500年の戦乱が生んだ最強の武器だと言い放ち信を後押しします。

そう。剣を生かすも殺すも、使い手次第というわけです。

今回のサブタイトルにもなっている『剣の力』

この意味を壁によって教えられた信は、バジオウとシュンメンに時間稼ぎをしてもらっている間に集中力を高めます。

「剣と一身になり一分のぶれもなく、ただまっすぐにこの一点だけを」

高く飛び上がった信はランカイのうなじめがけてまっすぐ剣を突き刺します。

「闘う気のねぇ奴は寝てろ」

ついにランカイを撃破した信は成蟜へと詰め寄ります。

しかし、それを守る者はだれ一人としておらず、ついには側近の竭氏でさえも本性を現し、逃げ出そうとする始末。

「まさかこの俺を、愚民の分際で切ろうとでもいうのか。

そんなことが許されると思っているのか、我は秦国の王だぞ!

そんなことあり得ぬわ!」

「あるんだよ。戦争だからなぁ。」

馬鹿なイメージの信ですが、時々芯を突く言葉を放ちます。

この一言が決め手となり、成蟜の心は折れてしまいます。

竭氏の最期

いよいよ追い詰められた竭氏は自問自答します。

「なぜこうなった。奴らの勝因は何だ。

嬴政、昌文君、王騎、楊端和、山の民、愚民のガキ。

一つでも欠けていればこうはならなかった。

奴らも綱渡りでここまで来たということか。

あの成蟜ごときクソガキにまで跪き、あらゆる手を尽くして丞相まで上り詰めた苦労がすべて消える。」

「いや、終わってはおらぬ。儂はまだ終わってはおらぬ。」

そう言って回廊へと逃げ込もうとする竭氏の目に、河了貂の吹き矢が刺さります。

完全に退路を失った竭氏の最期の断末魔が響きます。

「儂は大秦国、竭丞相ぞ!!」

この言葉を最後にシュンメンとバジオウによってとどめを刺され首をはねられてしまいました。

呂不韋ですら命を奪えなかった竭氏をついに討ち取ったのです。

事実上、信たちの勝利が決定しました。

魏興の最期

一方王宮の外では、数的不利の状況の中、嬴政たちが粘って戦闘をつづけていました。

しかし、王宮内から敗走してきた成蟜が姿を現したことで状況が一変します。

王騎は成蟜の姿を見て決着がついたと判断し、戦場へと降り立ちました。

そこに立ちはだかったのが魏興。

昌文君の偽りの首を差し出したことで敵であることは明白となった王騎に対し、馬上対地上であれば万に一つも負けることはないと判断した技巧は一騎打ちを仕掛けます。

しかし、大将軍王騎にとってこのハンデは関係ありませんでした。

たったの一太刀で魏興は真っ二つに両断されてしまいました。

「これが王騎か」

邪魔が無くなった王騎は、嬴政に向かって一言。

「あなたの命をいただきに来ました。」

次回、第15話『王の資格』へつづく。

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